国際親善トピックス

平尾台を観光しました

2020年1月

事務局 事務課長 高井辰彦

千仏鍾乳洞にて

令和元年10月19日の午後、食品安全行政コースの研修員を対象に、北九州市立大学FIVA(*1)メンバーの企画による「平尾台・千仏鍾乳洞散策ツアー」を実施しました。

平尾台は日本三大カルストの一つで、中でも千仏鍾乳洞は国の天然記念物に指定されています。

そうではありながら、これまで親善活動で訪問したことはありませんでしたが、今回FIVAメンバーの発案により初めて研修員をご案内することになりました。


現地到着後、まず千仏鍾乳洞を見学しました。当日早朝まで雨で午前中も曇り模様であったためか、他の観光客も少なめで混雑することもなく、洞内をスムーズに廻ることが出来ました。

見学通路のほぼ中間地点である「奥の細道」からは水流の中を歩く行程で、最初は皆「うう、冷たい」と大騒ぎでしたが、垂れ下がった鍾乳石を避けつつ、窮屈な水路を歩くことで、一層探検気分が湧いたものと思います。


見晴台にて
1時間弱で洞外に出ましたが、皆さん緊張から解き放たれて疲れが出たようで、しばらくはせんぶつ茶屋前の待合いスペースで、景色を眺めたり、記念撮影をしながら休憩を取りました。

休憩を終えて駐車場に戻るまでが、長くて急な上り坂で、研修員の皆さんもいったん回復したエネルギーをここで使い果たしてしまったようです。

もともとは、平尾台内を歩く予定でしたが、皆さん「もう歩けない」ということで、カルスト散策は断念してバスで見晴台まで移動し、その近辺で気の合った同士でおしゃべりしたり、風景を写真に収めたりと思い思いに過ごし、現地での滞在を終えました。

講義や実習等の毎日だった研修員の皆さんにとって、久しぶりに体力を使ってリフレッシュした1日になったものと思います。

〜(*1) FIVA 〜
北九州市立大学 地域共生教育センター 国際交流プロジェクト
「歩いて、遊んで、学んで。北九州で国際交流」をスローガンに、北九州を訪れる外国人の方々との交流を通して、日本文化や北九州の歴史を知ることで、北九州に親しみを持ってもらえるようなイベントの企画・運営を行っています。