研修員スピーチ

廃棄物管理技術(応用・技術編)B
〜ルーメンさんの謝辞(ベリーズから参加)〜

2015. 12. 18 閉講式

研修員:Ms. CAYETANO Lumen Mellisa

世界各国から派遣された研修員は、北九州市(JICA九州)に集まり「廃棄物管理技術(応用・技術編)B」の技術研修に参加し共通の友人になりました。

閉講式でスピーチされたルーメンさん


閉講式で古野理事長から終了証書を授与されたルーメンさん
“Minasan Konichiwa”  ←(原文)
  
JICA九州の井ア所長、

北九州国際技術協力協会の古野理事長 、

研修担当員の徳村さん、

私達のコースリーダー原口さん、

研修監理員の荒武さん、

親愛なる研修員の皆様、及びその他の来賓の皆様、

2か月間の長い“廃棄物管理技術”研修コースに参加して、最終日の本日にこのスピーチができることを大変名誉だと思います。


原口コースリーダーと荒武コーディネーターと共に
私達のグループはさまざまな国からの7人で構成されています。
コースに参加した研修員の一人一人個人的に挨拶することはできませんので、仲間を代表してお話したいと思います。

私たち皆で共有した感想は以下の通りです。

(1)日本の皆様はよくまとまっていて、非常に注意深くて環境汚染のない健全な循環型社会を作るため懸命に努力されていました。

(2)コースは入念に計画され、講義と研修ツアーが系統立てて組み込まれていました。研修ツアーは非常に啓発的なもので、訪問した施設の従業員たちはお互いよく協力し合っているということが感じられました。

(3)我々のコースリーダー(原口さん)とコーディネーター(荒武さん)は、とても親切で寛大で忍耐強かったです。二人のおかげで時間がとても早く過ぎたように思います。

●荒竹さん、私たち研修員にとってあなたはインスピレーションとモチベーションの源
 でした。私たちは毎日、土曜日も日曜日も含め、あなたの通訳を聴くのを楽しみにし
 ていました。

●原口さん、ずっとそばにいてくれて、陽気な性格もまた計り知れないほどありがたい
 ものでした。

お二人に“Sabishiku narimasu” ←(原文)と言いたいです。


研修訪問先にて
=研修組織への特別な感謝の言葉=

我々の国の持続的な開発において中心的な役割を果たしているJICAに永遠に感謝いたします。多くの他の組織が借款や補助金等での援助を提供しているのに対し、JICAはさらに我々の能力と専門知識を構築する機会を提供してくれる数少ない組織の一つです。

KITAには、この研修コースを通じて知識と国の経験を献身的に伝えてくれたことに感謝いたします。技術面でのギャップを効率よく提示してくれました。また茶道、和食ワークショップ、クロスロードコミュニケーション、神社や博物館訪問、クーポンの提供など文化的で歴史的な経験をさせてくれたJICAとKITAに感謝を表したいです。

サポートしてくれた北九州市と日本政府、北九州大学、特に研修ツアーで私たちを受け入れてくれた全ての会社と組織に感謝いたします。研修を受け豊富な知識を蓄えて、私たちも社会を変えることができ、廃棄物管理の課題解決策を実施できるという確信を新たにし、帰国します。


ゴミ収集の現場演習
我々の国の廃棄物管理の現状と私たちの経験が日本で実施されているものと大きくかけ離れていますけれども、ここで学んだことを導入してみます。「少しずつ前進すること」

この美しい国に滞在した懐かしい思い出をずっと心に残すと約束します。私たちの国の他の人たちも、日本の継続的なODAプログラムを通して私たちと同じチャンスを受けられることを願います。

発展途上国にとって、さらに大きな能力開発が次世代のための地球環境保護と保全に向けての大切なステップであると信じています。最後に、私たちと交流した何人かの日本の方々に不便をおかけしたのではないかと少し気になっています。決して、故意ではなかったので許してください。

「JICA 2015 ゴミラグループ」として、皆で伝えます。


“Iroiro osewa ni narimashita ‚ Domo arigato gozaimashita‚. Minasan dozo
o genki de“  SAYONARA !  ←(原文)