廃棄物管理技術 (B)
〜 ラカンさんの謝辞 (フィリピンから参加) 〜
2017.12.16 閉講式
研修員:Mr. ORCULLO Lakandiwa Soliman
世界各国から派遣された研修員は、北九州市(JICA九州)に集まり「廃棄物管理技術 (B)」の技術研修に参加し、共通の友人になりました。
閉講式が終えて関係者一同で記念撮影

講義の後で講師と一緒に撮影
JICAの皆様をはじめとするご来賓の方々を前にして、研修員を代表してご挨拶できることを大変名誉に思います。廃棄物管理技術に関するこの2か月間のコースは、我々にとって間違いなく一生に残る経験です。
わたくし個人として、このコースに研修員のひとりとして選ばれたことを幸運に思います。自分の専門分野を発展させると同時に、地元ダバオ市の廃棄物プログラムの改善にも貢献できる稀有な機会となりました。
皆様も既にご存じのように、ダバオ市と北九州市は、ダバオ市がフィリピンにおける都市間連携協力のモデルとなることを目指して、ダバオ市において低炭素社会づくり等の共同モデル事業を実施する戦略的環境パートナーシップ協定を結んでいます。

ゴミ収集の現場実習
学習を最適化し、すべてを分かりやすくしていただきましたが、私たちにとってはやりがいのあるものでした。 提供いただいた学習環境、教材、実習の全てが我々にとって適切でした。皆様の指導能力は特筆すべきもので、おかげ様で討論から現場訪問に至るまでのプログラムの全てが、素晴らしいかったです。
この研修は、ユニークで多様な文化を持つ様々な国の研修員どうしが、お互いに理解しあう機会になりました。言うまでもなく、日本人との出会いは最も貴重な経験のひとつです。
日本はとても美しい国で、その文化は素晴らしいです。人々は親切で規律正しく、目標を達成するための強い決意があります。 世界は日本から学ぶものがたくさんあります。 日本で経済発展と環境保全が現に共存できるのを目の当たりにして、自分の国にもっと貢献したいと感じました。

研修旅行で新幹線移動(車中にて)
北九州市やその他の地域を訪ね、日本の文化と伝統を理解する機会もあり、時間を持て余すことは全くありませんでした。
このコースで私たちは専門分野を磨き上げ、仲間意識と友情を育むこともできました。研修仲間の皆様、ともに過ごした素晴らしい時間に感謝いたします。
この中で新しい友人に出会い、皆様からたくさんのことを教えていただきました。
最後に、孔子の言葉を引用したいと思います。“教育は自信を生む。自信は希望を生み、希望は平和を生む”。
このコースから得た知識は無駄にせず、私たちの国とその人々のために活用することをお約束いたします。
私たちはそれぞれ自国の市民に安全な生活環境をもたらすため、知識とスキルの習得に精進し続けます。

KITA国際親善
どうもありがとうございました。