研修員スピーチ

持続的な都市開発のための都市経営(B)
〜ロクシイさんの謝辞(エクアドルから参加)〜

2019.2.01 閉講式

研修員:Ms. ROBALINO INIGUEZ Roxana Paola

世界各国から派遣された研修員の皆さんは、北九州市(JICA九州)に集まり「持続的な都市開発のための都市経営(B)」の技術研修に参加しました。

閉講式でスピーチされたロクシイさん

持続的都市開発のための都市経営研修の閉講式にあたり、参加した中南米地域7か国:ボリビア、ブラジル、ドミニカ共和国、ニカラグア、パナマ、ペルーそして私の祖国エクアドルを代表しまして、ご挨拶申し上げます。

JICAのおかげ、私達は実践的な都市経営を進め、環境意識を育んできた北九州市の貴重な経験を共有する機会を得ました。

これから私達は責任を持って学びを実践する都市開発にあたって行きます。発展の途上にある私達の国々を信頼し各自を自国の代表、民間大使のように受け入れて下さった感謝を胸に尽力します。


講義、現場見学により、計画、持続性、環境保全と改善、官民の連携など様々な角度から日本での持続可能な町づくりに関するビジョンについて学びました。

講師の皆様は、私達中南米諸国とその豊富な経験を共有してくださいました。


閉講式終了後、関係者一同で記念撮影
自国を旅立った時は不安もありましたが、日本のような先進国の経験から学びその期待は大きく上回りました。日本に着いてからは、不安も日々払拭されました。

研修では多くを学び、そして沢山の質問をさせて頂きました。また、良く笑い、共有し、旅行し、JICAのお陰で中南米の多くの仲間に知り合うこともできました。

「感謝は胸に刻まれ忘れられない」と言う言葉があります。今日、皆を代表して特別な感謝を述べさせていただきます。

下田コーディネータは、滞在中優しく、私達の関心事に適切な情報提供を支援してくれました。井生コースリーダーは忍耐強く研修遂行に向けて見守ってくださいました。

案件担当の河野さん始めファシリテーターの皆様、JICAの全ての皆様に親切と優しさに心よりの感謝を伝えます。


実習中の研修員
この研修の経験を機に、皆でネットワークを築き、知識と実践の意見交換、共有を図り日々の業務での問題解消にもあたって行きたいと思います。

どんな小さな疑問信頼を持って解決していく仲間となれたらと思います。

終りに、JICAに再度この知識共創の研修機会を改めて感謝します。自身、組織の成長に必ずや役立て、自国の持続可能都市計画に日本での学びを適用して行きます。


私達の国にも是非出向いてください。大歓迎です。

またどこかでお会いできることを願っています。