研修員スピーチ

2022年度 IoT、AIを活用した第四次産業革命のビジネス革新
〜デニスさんの謝辞〜

2023.03.01 閉講式

研修員:Ms. USUPOVA Denize(キルギス共和国から参加)

表記のコースは昨年に遠隔研修で行われましたが、今回は初の来日研修で行われ、世界12ヶ国(アゼルバイジャン、ブラジル、カメルーン、エチオピア、ジョージア、インドネシア、キルギス、モンゴル、パキスタン、フィリピン、ウガンダ、ウルグアイ)から13名の研修員が北九州のJICA九州に集まり技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるデニスさん


閉講式終了後、関係者一同で記念撮影
ご列席の皆様へ
 「IoT、AIを活用した第4次産業革命のビジネス革新」コースの参加者を代表し、世界各国の政府、産業界、学界の著名な方々の前で閉会の辞を述べることができ、大変光栄に思います。先ず初めに、本研修コースを企画し、参加各国で応用できる貴重な知識を得る機会を与えてくださったJICAとKITAに、深い感謝とお礼を申し上げたいと思います。

 この1ヶ月間、私たちは日本のデジタルトランスフォーメーションへの取り組み、ビジネス革新のための先端技術の応用、そして第4次産業革命への移行について深く学び、発見する機会を得ることが出来ました。幸運にも、現地の企業や工場を訪問し、4IRツールの導入を直接目にし、体験することができました。

 私たちは、日本での滞在とコースのテーマから大きな影響を受け、今日の閉講式のスピーチにも悪名高いChatGPTの助けを借りて書こうというアイデアまで出たほどです。しかし、AIロボットでは、私たちが滞在中に感じた人間的な感情の全領域を完全に反映することはできないと思いますので、この言葉は手書きで、心から書いています。


閉講式で修了証を授与されるデニスさん
 本日、「IoT、AIを活用した第4次産業革命のビジネス革新」コースは終了するということで、少しビタースイートな(ほろ苦い・嬉しさとさみしさが入り混じった)思いがします。しかし、持続可能でインクルーシブな産業発展を達成するために自国を支援することは、私たち全員が追い求めている夢であり、日本はこの夢が現実になり得ることを私たちに示してくれたのだと思います。よって、本研修コースの終了は、決して終わりではなく、むしろ新しい出発点であると固く信じています。


研修先での研修風景
 本プログラムを円滑に運営するために、裏方として尽力してくださったJICA中野職員に謝意を表します。また、研修のコーディネーターであり、研修期間中の通訳でもある仲村さんには、私たちの声を代弁し、気にかけていただいたことに感謝します。コースリーダーの中島さん、いつもあらゆることをご指導いただき、改めてお礼の言葉申し上げます。ありがとうございました。

 本研修にご尽力されたリーダー、講師、専門家、JICA九州のスタッフの皆様に、参加研修員を代表して心からの敬意と感謝を申し上げるとともに、本研修で一緒に過ごしたコースメイトの皆様には、研修の成功を心よりお祝い申し上げます。