研修員スピーチ

2023年度 再生可能エネルギー導入計画 −太陽光発電を例としてー(A) new!
〜サキーブさんの謝辞〜

2023.08.25 閉講式

研修員:Mr. REHAN Saqib(パキスタンから参加)

世界7ヶ国(アルジェリア、ブラジル、エジプト、インドネシア、ヨルダン、パキスタン、トルコ)から7名の研修員が北九州のJICA九州に集まり、2023年6月26日から8月26日までの2ヶ月間で再生可能エネルギー(主に太陽光発電)に関する技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるサキーブさん


閉講式終了後、関係者一同で記念撮影
ご列席の皆様、おはようございます。
 アルジェリア、ブラジル、エジプト、インドネシア、ヨルダン、パキスタン、トルコからJICAによる太陽光発電プログラムへ参加した研修員を代表して、本日私は感謝いっぱいの気持ちで皆さんの前に立っています。この素晴らしいプログラムに参加できたことは光栄であり、私たちの旅を忘れられないものにしてくれた優秀な講師の方々、コースコーディネーター、JICAの皆様に深く感謝の意を表したいと思います。

 何よりも先ず、この美しい国に到着した瞬間から感じた日本のおもてなしに心から感謝の意を表したいと思います。滞在中に出会った温かさと優しさを、私たちは決して忘れません。私たちは、JICA施設内及び日本の人々との交流を通して受けた寛大さ、敬意、配慮に謙虚な気持ちになりました。


閉講式で修了証を授与されるサキーブさん
 JICA施設内では、私たちに提供された素晴らしい支援、援助、配慮に感謝の意を表さなければなりません。私たちが利用できたリソースは本当に素晴らしいもので、とても快適に感じました。そのことが、私たちを研修に集中させ、この素晴らしい機会を最大限に活用することに大きく貢献しました。

 研修プログラムも素晴らしく、各研修コースの調整は、優れた講義、実践的な演習、洞察力に富んだ技術的な現場訪問などのバランスを考慮しながら、最大限の緻密さで実行されました。プログラムの各コンポーネントはシームレスに相互補完し、太陽光発電エネルギーについて全体的な理解を得ることができました。私たちが習得した知識とスキルは間違いなく私たちのキャリアを形成し、それぞれの国の持続可能な発展に貢献することでしょう。

 私たちは日本で過ごした期間に専門技術的な側面で豊かになっただけでなく、この国、人々、そして文化の美しさによっても心豊かになりました。私たちは日本の素晴らしい経済、技術の進歩、持続可能性への懸念に対する集団的な取り組み、そして世界にプラスの影響を与えようとする意欲を目の当たりにすることができて光栄でした。このユニークな経験は、私たちが自国での卓越性を目指して努力し、変革のための触媒となるように刺激を与えてくれました。


研修先での研修風景
 最後に、私たちは、日本のJICAと自国との更なる協力の発展を心より願っております。私たちは、このプログラムで得られた専門知識と経験が、太陽光発電エネルギー分野における将来の協働の基盤として役立つと確信しています。協働することで、私たちは再生可能エネルギーの力を活用し、将来の世代のために持続可能な未来を築くことができます。

 改めて、私たちは、この旅を啓発的かつ変革的な経験にしてくれたJICAと全ての講師、アドバイザー、コースコーディネーター、リーダーに深く感謝の意を表します。私たちは日本滞在中に作った思い出を永遠に大切にし、研修中に学んだことを持ち帰ります。
誠にありがとうございました。