研修員スピーチ

2023年度 産業界の要望に応える電気電子分野人材の育成 new!
〜Ahmedさんの謝辞〜

2023.10.16 閉講式

研修員:Mr. AHMED Ahmed Hassan Abdelmalek Mahmoud (エジプトから参加)

2023年8月20日から10月17日までの2ヶ月間、アフリカとアジアの12カ国(バングラデシュ、ベナン、カンボジア、エジプト、エチオピア、マラウイ、モーリシャス、ナミビア、パレスチナ、セネガル、南スーダン、ウガンダ)から12名の研修員が北九州市のJICA九州に集まり、電気電子分野の人材育成に関する技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるAhmedさん


閉講式終了後、関係者一同で記念撮影
 皆さん こんにちは
 本日、私はバングラデシュ、ベナン、カンボジア、エジプト、エチオピア、マラウイ、モーリシャス、ナミビア、パレスチナ、セネガル、南スーダン、ウガンダから、「産業界の要望に応える電気電子分野人材の育成」研修プログラムに参加するという素晴らしい機会を得た12名の参加者を代表して、皆様の前に立っています。この貴重な経験をさせていただいたことは、とても幸運でした。
 まず、日本の素晴らしいおもてなしに心から感謝します。到着以来、私たちは両手を広げて抱きしめられ、日本人の真の温かさと寛大さは私たちの心に忘れられない思い出として刻み込まれました。また、この国の文化の豊かさ、息を呑むような美しさ、そして絶え間ない優しさは、私たちにとって忘れられない思い出となりました。


研修風景1
 このプログラムでの私たちの旅は並外れたものでした。プログラムはよく整理されており、研修コースの資料は十分に準備され、特定のニーズを満たすように調整されていました。私たちは、揺るぎない熱意を持って専門知識と経験を共有してくれた講師の方々のたゆまぬ献身を称賛しなければなりません。私たち一人一人が演題をより深く理解することを確実にするという彼らの取り組みは高く評価されます。
 この取り組みにおいて、研修を成功させるために尽力し、たゆまぬ努力をしてくださったJICAオフィサーの加藤さんに特別な感謝を捧げます。KITA古賀さんのご尽力、私たちの質問や要望に応えるという揺るぎない取り組みと積極的な関与に感謝しています。そして最後になりましたが、コース全体を通して真摯に献身し、指導し、努力してくださり、私たちの日本訪問を格別なものにしてくれたコーディネーター柳瀬さんに感謝します。


研修風景2
 また、私たちの仲間にも敬意を表する必要があります。あなた方の勤勉さ、規律正しさ、献身は、驚くべきチームの調和を築き上げました。そして私たちが築いた友情と協調は永続的で影響力があると確信しています。
 私たちは、それぞれが施設や国を代表する12人の個人としてこの研修プログラムに参加した訳ですが、研修リーダー、講師の方々、研修員仲間のサポートにより、私たちは共通のビジョンを持つまとまりのあるチームに変身しました。私たちは、JICA-KITA卒業生として、ここで得た知識や経験をそれぞれの国、研究機関、学生に還元することが大きな責務であると認識しています。これにより、我々は、我々の国の発展と進歩に貢献し、全ての人にとってより明るい未来を築くことができます。


研修風景3
 また、JICA九州センターの職員の方々には、私たちの快適さと健康維持のために献身いただき心から感謝します。皆様の尽力とご配慮により、私たちの日本での滞在は本当に特別なものとなり、本当に感謝しています。
 最後に、この研修プログラムを終えるにあたり、私たちは国境を越えて豊富な知識、新しい視点、友情を持ち帰ります。我々は、我々の国の成長に貢献し、変革の使者としての役割を果たす取り組みをします。この旅を実現してくれた全ての人に心から感謝します。

 お別れに際し、井伏鱒二の「花に嵐のたとえもあるぞ『さよなら』だけが人生だ」という感動的な言葉を贈りたいと思います。
どうもありがとうございました。