研修員スピーチ

2023年度 先進国市場を対象にした輸出振興/マーケティング戦略(C) new!
〜Bofillさんの謝辞〜

2024.03.15 閉講式

研修員:Mr. BOFILL PLANAS Juan Alberto(キューバから参加)

2024年2月12日から3月16日までの1ヶ月間強、中南米4カ国(ブラジル、コロンビア、キューバ、エクアドル)から4名の研修員が北九州市のJICA九州に集まり、輸出振興・マーケティング戦略に関する技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるBofillさん


閉講式終了後、関係者一同で記念撮影
 今回このような機会を提供してくれたJICA、素晴らしいプログラムを企画してくれたKITA、そして何らかの形でこのコースの成功に貢献してくれた全ての関係者の方々に対し、私たちのグループを代表して感謝申し上げます。

 このような実践的な経験において、素晴らしい講師陣からビジネス展開に関する知識、ツール、新しい考え方の共有をしていただきました。これは今日の日本市場において不可欠な要素です。講義の内容は、企業見学やショッピングモールなどの日々の生活中のあちこちで目にし、検証することも出来ました。この経験は、私たちにとってかけがえのないものです。今後、私たちは自分たちが属するビジネス・シーンの中でこれを再現していく責任と決意を新たにしています。


研修先での集合写真1
 また、日本の伝統と文化を象徴する場所を訪問できたことにも大変感謝しています。目を奪われ魅了されただけでなく、日本人の価値観や生活のあらゆる側面に対する細やかな文化、特に連帯感、チームワーク、勤勉さ、規律正しさも学ぶことができました。その意味で、常に卓越性を追求し、伝統を重んじ、協調性とチームワークを重んじる日本文化は、私たち全員に深い印象と足跡を残してくれました。研修参加を通じて、私たちはこれらの価値観において、日本だけでなくグローバルな場面でも、効果的な実践や方法論が反映されることを身をもって体験することができました。

 更に、ブラジル、キューバ、エクアドル、コロンビアといったラテンアメリカ諸国におけるJICA主導の国際協力の可能性も認識しました。能力開発イニシアティブ、知識の共有、持続可能な開発への支援を通じて、JICAは日本とラテンアメリカ諸国との友好と連帯の絆を強化する上で中心的な役割を果たしています。


研修先での集合写真2
 このコースを実現してくれたJICAとKITA、そして私たちをアットホームな雰囲気にしてくれたJICAスタッフ、受付、レストラン、メディカルコーディネーター、サービススタッフ、彼らはすでに私たちの家族の一員です。そして最後に、この素晴らしいコースを運営してくださった中野さん、日本での時間を最大限に活用するために全力を尽くしてくれた窪田さん、献身的で愛情深く、プロ意識にあふれ、常に私たちの体調に気を配ってくれた雅恵さんに感謝の意を表します。

 研修参加者及び所属機関、国々を代表し、より公正で包括的かつ持続可能な世界の構築に対するJICAの継続的なコミットメントに深く感謝いたします。この永続的なパートナーシップがこれからも花開き、全ての人にとってより良い未来のために協力し合うことができますように。
 皆さん、ありがとうございました。皆さんの取り組みを私たちの国で発展させることを私たちは約束します。