研修員スピーチ

2024年度 IoT‚ AIを活用した第四次産業革命のビジネス革新 new!
〜Salihuさんの謝辞〜

2025.02.28 閉講式

研修員:Mr. ABDULKARIM Salihu Aish(ナイジェリアから参加)

8ヶ国(ブラジル、エジプト、インドネシア、マレーシア、ナイジェリア、チュニジア、ウガンダ、ベトナム)から計8名の研修員が、1月26日から3月1日までの約1ヶ月間に渡り、北九州市のJICA九州に集まり、 IoT‚ AIを活用したビジネス革新に関する技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるSalihuさん


閉講式修了後、関係者一同で記念撮影
皆様こんばんは
 私は研修員の代表として、感謝と敬意、そして深い絆を感じながら、この場に立っています。今回のJICAでの研修、日本への旅は、私たちのキャリア、コミュニティ、そして私たちの未来を、想像もしなかった方法で形造る、一生に一度の経験でした。

 何よりも先ず、JICAが私たちにこのような素晴らしい機会を与えてくださったことに心より感謝いたします。日本のAIとIoTのビジネスアプリケーション(第4次産業革命)への導入の事例に深くかかわることができた機会です。私たちは理論だけでなく、現実世界での応用についても学びました。これは、私たちが自国に持ち帰り、情熱と責任を持って実践していくことになる、強力で変革的な教訓です。


九州工業大学若松キャンパス訪問
 素晴らしい研修関係者の皆様、鳥飼コースリーダー、仲村コーディネーター、大城オフィサー、そしてJICA九州のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。綿密な準備から絶え間ないサポート、そしてフロントデスクの温かい笑顔やレストランの美味しい食事に至るまで、皆さんのご協力のお陰で、この研修はスムーズで忘れられないものになりました。

 講師の皆様、訪問した企業の皆様、心より感謝申し上げます。皆様のお陰で、非常に有意義で、視野を拡げる経験をすることができました。私たちは皆様の世界に迎え入れられ、専門知識を共有していただき、私たちが帰国後に業界の革新と変革に努める上で役立つ洞察力を与えていただきました。

 技術的な知識を超えて、このプログラムは私たちに更に貴重なものを与えてくれました。それは、日本語と日本文化に対する深い感謝の気持ちです。日本語の基本を学び、規律、尊敬、チームワークの価値を理解し、日本の素晴らしい「おもてなし」を体験したことは、本当に素晴らしい経験でした。日本、あなたは私たちの心を掴みました!


北九州市ロボット・DX推進センター訪問
 そして何よりも、私たちは家族を得ました。仲間たちよ、私たちは見知らぬ者同士としてこの旅を始めましたが、今日、私たちは友人、同僚、そして今や変革をもたらす者たちの生涯にわたるネットワークとして共に立ちます。この絆を大切にし、互いに支え合い、私たちの行動計画を実現していく中で、進捗状況を共有していきましょう。

 JICAと日本へ、私たちはこの約束をします。私たちは今、皆さんの大使です。それぞれの国で、私たちは学んだ教訓を活かし、教えられたことを実践し、この友情が更に発展していくよう努めます。そしていつか、私たちのプロジェクトの成功を祝うとき、私たちは誇りを持ってこう言います。「これはJICAから始まった!」と。 どうもありがとうございました。