研修員スピーチ

2025年度 産業界の要望に応える電気電子分野人材の育成 new!
〜Abdelさんの謝辞〜

2025.10.10 閉講式

研修員:Mr. KARAKI Abdel Latif Shaher Abdel Latif(パレスチナ自治政府より参加)

2025年8月17日から10月11日までの約2ヶ月間、9ヶ国(バングラデシュ、ベリーズ、カンボジア、カザフスタン、マラウイ、モンゴル、パレスチナ自治政府、東ティモール、ザンビア)から10名の研修員が北九州市のJICA九州に集まり、電気電子分野人材の育成に関する技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるAbdelさん


閉講式修了後、関係者一同で記念撮影
ご列席の皆様、こんにちは
 本日、友人や同僚の皆さんを代表してここに立つことができて大変光栄です。忘れられない経験をさせてくださったJICA九州とKITAに深く感謝申し上げます。初めて日本に到着した時、私たちは興奮していましたが、少し緊張もありました。しかし、初日からJICAチーム、チームリーダー、コーディネーター、インストラクター、そして出会った全ての人々が心を開いて私たちを歓迎し、私たちをくつろげさせてくれました。


風力発電展示会にて
 この数週間で、私たちはテクノロジーや専門スキルだけでなく、チームワーク、文化、友情についても多くのことを学びました。私たちは、工場、研究センター、教育機関など数多くの場所を訪問する機会がありましたが、訪問するたびに、日本における革新、規律、品質重視の精神に目を見張りました。研修を通して、この旅を特別なものにしたのは、一緒に勉強し、一緒に食事をし、北九州、大阪、東京を共に探索し、笑い、時には道に迷い、毎日新しいことを発見する瞬間でした。

 私たちは研修員として来ましたが、決して忘れられない思い出や経験でつながった大家族として帰ります。JICAスタッフの皆様、特にコースリーダーの古賀さん、宮内さんの努力、忍耐、優しさに心から感謝しています。JICAオフィサーの親愛なる加藤さん、素敵なコーディネーター柳瀬さん、そして講師の皆さん、あなた方は私たちに教えただけでなく、私たちにインスピレーションを与えてくれました。情熱と協力を結集することで、どれだけのことが達成できるかを示してくれました。


研修風景
 私たちは国に戻りましたら、あなた方の模範に倣います。 JICAが私たちに奨励しているように、ここで学んだことを共有して、自らを向上させ続け、より良い未来を築くことを約束します。
 JICA九州、私たちの指導者、そして日本の友人たちに改めて感謝します。私たちは人生のこの美しい章をいつまでも覚えています。