研修員スピーチ

2025年度 地方都市におけるスタートアップ・エコシステム構築発展(B) new!
〜Sjuziさんの謝辞〜

2026.03.06 閉講式

研修員:Ms. LAZEBEU Sjuzi(アルバニアより参加)

2026年2月2日から3月7日までの5週間、4ヶ国(アルバニア、エジプト、セルビア、ウクライナ)から7名の研修員が北九州市のJICA九州に集まり、起業家育成と成長に関する研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるSjuziさん


閉講式後の集合写真
ご来賓の皆様、JICA代表の皆様、講師の皆様、コーディネーターの皆様、そして親愛なる同僚の皆様へ
 本日、私たちのグループを代表してここに立つことは本当に光栄です。私の名前はアルバニア出身のシュジです。この素晴らしい旅の締め括りにあたり、少し言葉を共有できることを光栄に思います。
 先ず最初に、私たち全員を代表して、地方都市におけるスタートアップエコシステムの構築に関するこの5週間の研修プログラムを開催してくださったJICAに心から感謝申し上げます。JICA九州 研修業務課長の長井様に心より感謝申し上げます。また、この特別な機会にお時間をいただいたKITA事務局長の小田原様にも感謝いたします。


研修先での集合写真1
 今回は単なる研修プログラム以上のものでした。それは政策思考、長期戦略、規律、文化への没入体験でした。日本がスタートアップ・エコシステムの発展に、組織体制、忍耐、そしてビジョンを持って取り組んでいることを学びました。エコシステムの構築は起業や資本だけの問題ではなく、制度、協働、信頼に関わることだと私たちは理解しました。また、北九州のような地方都市が国の改革・革新に重要な役割を果たしていることも見てきました。

講師並びに専門家の皆様へ
 日本に1ヶ月滞在しただけで新しいアイデンティティが得られる訳ではありませんが、たった一度の意味のある会話でも、時間、責任、リーダーシップ、そして日々の職業生活に対する考え方を変えることができます。戦略や枠組みを超えて、私たちが最も記憶するのは 人間の経験です。毎朝、JICAFEでの温かい歓迎から、シンプルながら力強い「おはようございます」に至るまで、優しさから始まりました。なぜなら、都市は建物によって定義されるものではないからです。都市はその人々によって定義されます。


研修先での集合写真2
森岡さん、献身と指導に感謝します。あなたは、責任感と仕事への敬意は単なる職業的規範ではなく、美徳であることを思い出させてくれました。
荒竹さん、あなたの忍耐、そして全ての質問に対する丁寧な対応に感謝いたします。
大城さん、地道なご指導と、この研修がダイナミックで意義深いものとなるようにしてくださり、ありがとうございます。
 皆さんの尽力のお陰で、 北九州は本当に私たちの第二の故郷になりました。この5週間の間に私たちは多くの役を演じました。私たちは研修員でした。私たちは専門家でした。私たちは観光客であり消費者でした。しかし何よりも、私たちは 自国の大使でした。そして、セルビア、エジプト、ウクライナ、アルバニアからの研修員同志で始まったものが、好奇心、対話、友情を通して小さなコミュニティへと徐々に発展していきました。我々は自国の代表として、自国と日本をつなぐ架け橋と見なしています。ここで得た知識は理論的なものに留まりません。それは私たちと共に旅し、私たち自身のスタートアップ・エコシステムでの行動となるでしょう。


見学先での集合写真3
 私たちは新たな洞察と共に日本を去りますが、それ以上に深いものも持ち帰ります。規律、コミュニティ、そして静かな卓越性に対する新たな敬意です。最後に一つ簡単な想いで締め括りたいと思います。
 今回の旅は、私たちが去ったからといって終わる訳ではありません。それらは私たちが持ち帰るアイデアの中で、私たちが築く友情の中で、そしてこれから築く架け橋の中で続きます。そして、これが別れではなく、長い繋がりの始まりに過ぎないことを願っています。