研修員スピーチ

エネルギーの高効率利用と省エネの推進(A)
〜ロイさんの謝辞(サモアから参加)〜

2018.9.21 閉講式

研修員:Ms.Fefiloi Renate KERSTIN

世界各国から派遣された研修員の皆さんは、北九州市(JICA九州)に集まり「エネルギーの高効率利用と省エネの推進(A)」の技術研修に参加しました。

閉講式でスピーチされたロイさん


閉講式終了後、関係者一同で記念撮影


今日は、2018年度“エネルギーの高効率利用と省エネの推進”コースの最終日にあたります。

世界各国から選ばれて参加した最も幸運な私たち7人にとっては、この5週間日本で学んだ成果を我々が持ち帰ることを待ち望んでいる母国のために、新しい扉を開こうとする旅の始まりと言えます。

私は今日最年少の研修員として、バルバドス、ベリーズ、エスワティニ、ガイアナ、キリバス、セントルシアから参加した親愛なる仲間の研修員を代表して、支援してくださった皆様に感謝の言葉を伝えようとここに立っています。

まず初めに、コース全般を準備して運営してくださったJICA九州に感謝いたします。

見えないところで一所懸命働いた容子さんとチームの方たちのおかげで正しい飛行機に乗って予定通り北九州に到着することができました。また、不自由のない食事と心地よい生活を提供してくださいました。すべてにおいて感謝いたします。


古野理事長より修了書を授与されたロイさん
2番目に、私たちの先生、コースリーダーの川口さんに特に感謝いたします。
私たちの週刊レポートの提出が遅れた時や、いつもですが教室で研修員同士が議論や討論をしている時、我慢していただきありがとうございました。川口さんには常に私たちの知識と理解を豊かにしていただき、感謝いたします。

私たちのコーディネーター、美しい麻文さんに感謝いたします。
あなたは私たちと講師の間の架け橋でした。あなたがいなかったら情報を得ることができなかったと思います。研修の初めから終わりまで絶え間なく我々への支援にご尽力いただきありがとうございました。

JICA九州スタッフの皆様、受付から食堂、客室管理、警備の方まで、私たちが快適に安心して滞在できるようにしてくださったすべての方に感謝いたします。言葉では私たちの感謝の気持ちを表せないと思います。


講師を囲んで記念撮影
間違いなく私たちはこの研修で学んだ知識をきちんと身に付けており、それを母国に持ち帰り、同僚を巻き込んで実行に移すのを楽しみにしています。

来日全体を通して、JICAとKITAの効率的で熱心な取り組みは見事なものでした。
日産、三菱、ファイナルゲート、アズビル等の日本の民間企業におけるエネルギー効率と省エネの努力と成果は驚くべきものでした。

いただいた機会に対して恩返しすることは不可能かも知れませんが、帰国したら日本について広めることはできると思います。

研修以外でも、私たち愉快な7人グループは、日本を探求して生涯忘れられない思い出を作りました。ケーブルカーに乗って皿倉山に上り完璧な夜景を楽しんだり、電車に乗ってショッピングモールに出かけたり、様々な食べ物を体験し、カラオケで歌い、日本酒を味わって飲んだりとたくさんのことをしました。


企業訪問で実習中の研修員
バルバドスからの仲間が言っていたように“皆に出会って本当に嬉しかったです。見知らぬもの同士7人が集まり、これほど仲良くなれたことはないです。

研修員は一所懸命勉強しましたが、また楽しく遊びましたね! 
共有する一生の思い出ができました。私たちは研修員として会いましたが、今は家族になってそれぞれに国に旅立ちます。

日本の皆さんには、大変お世話になりました。
もう一度ありがとうございましたと言わせてください。

皆様の今後のご多幸を願います。

どうもありがとございました。