環境省環境調査研修所の2025年度研修実績
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2026.06.01
技術協力部部長専門員 川岡浩二、江本寛、吉村英俊

国際環境協力基本研修でのグループ討議の様子

廃棄物・リサイクル専攻別研修での閉講式後の集合写真
2015年の中央官庁地方移転により、環境省環境調査研修所の一部研修が「環境先進都市」北九州市へ移管され、KITAはその事務局として運営を担っています。
2025年度も前年度に続き、同研修所主催の「廃棄物・リサイクル専攻別研修(循環型社会実践コース)」(集合研修:2025年11月19日〜21日、42名参加)と「国際環境協力基本研修」(集合研修:2026年1月28日〜30日、28名参加)の2研修を実施しました。両研修は、オンラインによる事前学習と北九州市での3日間の集合研修を組み合わせたハイブリッド形式です。

廃棄物・リサイクル専攻別研修での企業見学
「廃棄物・リサイクル専攻別研修」では、エコタウン企業紹介を事前の動画に切り替え、現場の立上げ時の経験談を盛り込んだ講義を新設しました。更に、小型家電やリチウムイオン電池の適正回収・処理の見学、業界が抱える課題と自治体への要望を共有する時間を確保するなど、実務に直結する内容へと改善しました。また、一部動画講義にはAI音声(VOICEBOX)を初めて導入しました。

国際環境協力基本研修での閉講式後の集合写真
「国際環境協力基本研修」では、これまで事前の動画で行っていた環境省の基調講義を集合研修初日に対面で実施しました。加えて、研修修了生で国際協力の実務に携わる自治体職員を講師に迎え、実践的な事例紹介を行うなど、新たな試みを取り入れました。また、集合研修では、講義、施設・企業見学、グループ討議、国際環境協力の実務経験者や海外留学生とのディスカッションなど、多様なプログラムを展開しました。いずれも研修生アンケートで約80%超が高評価(5段階評価の4・5)を占め、対面ならではの交流や相互啓発、アフター5の懇談を通じたネットワーク形成も大変好評でした。
2025年度の成果を踏まえ、今後も研修内容のさらなる充実と、自治体職員の実務力向上に資するプログラムづくりを進めていきます。