技術協力

JICA中小企業海外展開支援事業「案件化調査」に引き続き「普及・実証事業」が採択 new!
〜株式会社ジェー・フィルズ殿の海外展開を支援〜

2019年1月

技術協力部長 麻原 伴治  部長専門員 宮田 利勝・石川 精一

ベトナム国ハイフォン市ドーソン地区のゴック・ハイ海産物卸売市場に同社「CMシステム」を設置



技術協力部ではコンサルティング分野の取り組みも行っています。

2016〜2017年には潟Wェー・フィルズ殿(本社:北九州市)のJICA中小企業海外展開支援事業「案件化調査」を全面支援しました。

その後は、同社高性能排水処理システム(CMシステム)のベトナム国ハイフォン市での実機による検証と普及を目指して、JICA中小企業海外展開支援事業「普及・実証事業」への応募を北九州市とともに支援してきましたが、このたび8月に採択を受けることができました。


実証設備を設置予定のゴック・ハイ海産物卸売市場
【本事業の概要】

酵素を活用した同社独自開発の排水処理システムを適用して、産業系排水の浄化を図る普及・実証事業です。

案件化調査により、ベトナムでは水質汚濁の元凶である高濃度有機系産業排水への対策が遅れており、同社提案技術が対応策として有効であることが確認できました。

本事業実施により、現地での長期の安定運用に耐え、排出源事業者が投資可能な価格のシステムとして実証し普及に繋げることで、喫緊の課題である水質汚濁改善を目指します。


設備イメージ
具体的には、ベトナム国ハイフォン市ドーソン地区のゴック・ハイ海産物卸売市場に同社「CMシステム」を設置し、案件化調査で判明した課題への対策、短期のミニテスト機では確認できなかった長期の安定運用性を実機で実証すると共に、設備見学会・セミナーの開催、本邦研修等の普及活動を行います。

またカウンターパート機関の協力も得て、ハイフォン市の企業等現地企業による設備製造体制、運転保守管理体制を構築し、事業化の目途をつける計画です。